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知事専用公用車「トヨタセンチュリーL96年式」はこの日午後、宮崎県庁地方館で開札された。全国から個人6、法人10(うち県外9、県内7)合わせて計16件入札があった。この中で、横浜市の武道具専門店「神奈川八光堂」が、255万円で落札した。
県物品管理課では「この車種は通常50万〜120万円程度。予想をはるかに超えた金額だった」と話した。東氏も「いやあ、びっくりした。100万円くらいかと思っていたので。私のクリーンなイメージが、県政刷新に向けた改革的なイメージが、この車に託されたんではないですか(笑い)」と自画自賛したほど、喜んだ。
同時に競売にかけた副知事用の「日産プレジデント95年式」は約122万5000円、出納長用の「トヨタセンチュリーD95年式」は81万円で、それぞれ県内外の個人が落札した。
知事公用車などは、経費節減のため、競売物件として1日に公告された。東氏は就任した1月23日以降、今回落札されたセンチュリーを利用。しかし、2月6日から公用車を、燃料費や修理費が年間約78万削減できるエコカー「トヨタクラウン・マイルドハイブリッド」に変更した。
このセンチュリーは県が96年に880万円で購入。官製談合事件で起訴された前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(66)ら3代の知事が使用した。走行距離約14万キロだが、頻繁に修繕しているため「特に悪い部分はない」(同課)。後部座席にはマッサージ器もあり、床は赤じゅうたんと豪華だ。同課によると、センチュリーが神奈川八光堂側に渡るのは、早くても再来週になる見込みだ。
落札した神奈川八光堂の有馬宗告(むねつぐ)社長(54)は「びっくりしたし、うれしい。私や妻は宮崎生まれで、宮崎県内にも支店があり、宮崎は第2の故郷。東さんに対しては当選後、宮崎を盛り上げるのがうまいと感じていた。その人気にあやかりたいと思い、入札に参加しました」。有馬社長によると、落札車は宮崎県内に置く予定。武道関連のイベント時など、地元で話題を提供するため使っていきたいという。
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